30代セミリタイア備忘録

30代でセミリタイアしました。セミリタイアの考察やゲーム関連の雑記を書いてます。

セミリタイア後に住みやすい地域はどこか?~九州・沖縄編~

 さて、前回から始めましたシリーズ企画、住みやすい地域探しの一回目は九州、沖縄編です。

 条件設定等は前回の記事をご覧ください。

 具体的な調査方法ですが、某住宅検索サイトの都道府県・エリア検索にて、都道府県下で選択可能な地域を全てチェックし、築年数20年以下、風呂・トイレ別、鉄筋・鉄骨系の住宅にチェックを入れた状態で検索。

 家賃+管理費が安くなる順に並べ替え、先頭から10件の月額コスト(家賃+管理費)と敷金、礼金について記録しました。月額コストのみですが、築年数10年の場合も記録しています。

 

 調査結果は以下の通りとなりました。表の見方ですが、月額コストの単位は万円。敷金、礼金については@の左側が平均額、右側が敷金、礼金の設定されている物件数となります。例えば長崎だと敷金は10件中3件設定されており、その平均は4.57万円、といった具合です。

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 築20年で月額コストが安い順に大分、福岡、鹿児島となっています。

 噂には聞いていましたが大分県の安さが半端ないですね。セミリタイアの聖地と言われるのも納得です。

 有名な話かもしれませんが、大分では過去に某メーカの工場建設が予定されており、その作業員の移住を見越して大量の物件建築ラッシュがあったそうです。しかしながら結局は工場の建設は取り止めとなり、あとには大量の空き物件が残った結果、とにかく家賃を下げて人を入れるしかない状態となったらしいです。

 そしてちょっと驚きだったのが二位の福岡。こう言うと失礼かもしれませんが、田舎の方が安いと思っていたので、佐賀とか熊本あたりが二位に来るという予想に反した結果です。

 後付の考察をするとしたら、やはり物件数の絶対数が多い都会の方が裾野が広いのかもしれませんね。半端に田舎だと貸主の意向が強く反映され、市場原理がうまく働かないのではないかと推測されます。

 個人的にはチキン南蛮で有名な宮崎あたりがもう少し安ければ嬉しかったんですが、なかなか上手くいきませんね。

 

 今回はこのような結果となりましたが、当然のことですが調査する時期や実際に物件を借りる時期でも大きく結果は変わってくることが予想されます。今の時期はどちらかというと4月の引越しシーズンに向けて一番値段が上がっているタイミングだと思います。また閑散期にも改めて調査してみたいですね。

 あとは結構な頻度でいろんな意味で有名なレオパレスがヒットしますね。今回は何も考えずに機械的に集計していますが、実際に住むことを考えるとその辺は除外したい人も多いのではないでしょうか。

 

 とりあえず今回は以上。参考となれば幸いです。次回は中国地方を調査してみます。