グランサガ おすすめアーティファクトと簡易検証
今回はグランサガのおすすめアーティファクトのお話。当ブログからは切っても切り離せない簡易検証を添えて。
結論だけ知りたい方向け
ボス戦を想定した状況では以下のような優先順位となります。
- 攻撃力
- 対ボス与ダメージ増加
- 相性ダメージ増加
- 〇属性キャラの与ダメージ増加
- 物理/魔法ダメージ増加
PvPは状況次第なので各自で考えましょう。敏捷と与ダメ系は必須としても、被ダメ減を積むのも戦略ですし。
簡易検証
検証条件
今回はLv61のラスを使用して、深淵の回廊 風の難易度NIGHTMARE Lv60リエルをターゲットとしました。
通常攻撃オートとフルオートの2種類で1分間殴り続けた時の総ダメージを測定。
グランスキルだけは手動でバアルザードを発動させて条件統一させてます。
パーティはラスとカルト(エアー耐性付与)とナマリエ(数合わせ)。ナマリエは全裸、カルトは耐性用の装備以外は外し、火力面での補強はさせてません。
ラスの装備は以下画像、詳細ステータスは下記の通り。アーティファクト付けてますが、1分間生き残らせるための耐久面補強ですね。
- 攻撃力:12252
- 対ボス攻撃力:2158
- 敏捷力:102
- クリティカル率:20.21%
- クリティカル与ダメージ増加:47.50%
- 対ボスクリダメ増加:0.00%
- 相性ダメージ倍率:76.60%
- 防御無視:0.00%
- 与ダメージ増加:18.50%
- 対ボス与ダメージ増加:5.00%
- スキルダメージ増加:12.00%
- 単体スキル与ダメージ増加:0.00%
- 範囲スキル与ダメージ増加:12.00%
- 通常攻撃与ダメージ増加:1.50%
- グランスキルダメージ増加:0.00%
- ブレイクダメージ増加:0.00%
- 貫通力:774
測定結果
各種アーティファクトをつけ外ししながら総ダメージを測定しました。結果はこちら。
表は総ダメージと、AF無しを100%とした時のダメージ増加量、並びに当該項目1%あたりのダメージ増加量(コスパ的観点)を表しています。
測定は各設定で1回しかやってないので、クリティカルの偏りなんかで誤差が大きいことを予めご了承ください。
ちなみに、今回の設定だとFULLオート時にはBREAKアタックも1回発動してます。大体BREAKアタック終了で1分終わる感じ。BREAKアタック自体のダメージがAF無し時で約20万。BREAKアタック強いですね。
考察
やはり圧倒的に強いのは攻撃力ですね。パワーが全てを解決してくれます。選択SRアーティファクト箱は5凸花嫁の涙が3枚出来るまではそこに突っ込むのがベストだと思います。
次いで無難に強いのが与ダメ増加系。与ダメ増加系は
- 対ボス与ダメ増加
- 〇属性キャラ与ダメ増加
- 物理/魔法ダメージ増加
の合算が「与ダメージ増加」に加算されます。上に記載したものほど数値が大きいので、基本的にはその順番で優先度が高いです。
今回測定では物理ダメージ増加をつけて測定してませんが、「まぁ一緒やろ」という慢心から省いてます。気になる方は調べてください。
意外だったのは相性ダメージ。計算式の構造や数値の大きさの割にはダメージが出てません。恐らくはある程度他の要素(基礎ステータスやGW上限突破でのボーナス、騎士団スキル等)で盛られていることが原因だと推測しています。
AF無しで176.60%なので、ここに20%増加させても割合としては11.3%しか増えてませんから。そう考えると結果はある程度納得できる範囲に収まってますね。
通常攻撃与ダメ増加は、なんというか、弱いですね。今回のグランウェポンはクールタイム15~20秒で構成されていて比較的通常攻撃多いんですが、それでもこの結果なのは辛いです。
ナマリエやカルトなど、もっとクールタイム短いグランウェポン構成のキャラだと更に影響度は下がりますし。
クリ率、クリダメも残念な結果。
参考までにクリ率・クリダメを両方積んだ場合も最下段に示してますが、2枠使ってこの結果は酷いです。カルトなんかだと結果は変わってくるのかもしれませんが、今回の前提条件だと素直に与ダメ増加を積んだ方が明らかに強いです。
単体/範囲スキルダメージについて
最後に単体スキルダメージ増加。今回の限定アーティファクトで「範囲スキルダメージ増加」が来たので、それの効果を見たかったんですよね。
ただ自分は引けてないので、装飾品の[爆発]商人の指輪(範囲スキルダメージ12%)と[くさび]商人の指輪(単体スキルダメージ12%)を交換することで検証してます。
ラスのグランウェポンは全て単体攻撃に設定してあり、この検証以外では爆発の指輪を付けてたのでスキルダメージ効果は効いてないはずです。
で、結果を見ると、そんなに強くないですね。今回の限定SSRだと範囲25%なので、同様の効果だとしても総ダメージに対して6%程度。普通の与ダメ系を付けた方が強そうに見えます。
さて、もう少し詳細に考察してみます。FULLオートの場合、ラスト10秒くらいはBREAKアタックなので、それ以外の50秒間でグランウェポンは全種3回発動できるとすれば、スキル倍率は合計3720%。スキル発動を平均1.5秒と仮定すると、通常攻撃時間は32秒。
ラスの通常攻撃は3ヒット約2.25秒、Lv2なのでスキル倍率は計204.5%です。なので通常攻撃でのスキル倍率合計は2908%。
BREAKアタックは省いて考えると、グランウェポンスキルによるダメージ割合は約56%。さらに元々の与ダメージ増加分は35.5%なので、単体スキル与ダメが12%増えることによる効果は8.9%程度。総ダメージへの影響は8.9 * 0.56 = 約5%。今回の結果もあながちおかしな数値では無さそうですね。
とは言え、範囲与ダメージ増加(最大45%)が〇属性与ダメージ増加(最大30%)を上回るためには、総ダメージの内66%が範囲スキルによって出力されていないといけません。敵が複数体いる状況なら満たせるでしょうが……。
物理/魔法ダメージ増加(最大25%)を上回るのは総ダメージ中55%で良いので、今回の設定でも行けるくらいです。(通常攻撃Lvあげたら逆転しますが……)
以上を踏まえると、範囲与ダメージ増加のアーティファクトが有用になるのは非常に限定的であり、有利になっても僅かな差なので、個人的にはオススメできない、という結論となります。アーティファクトの枠も無いですしね。
PvPではテレミスを始め、範囲優勢ですし一発の威力を上げたいところですから強いと思います。
まとめ
以上の検証結果を踏まえ、結論は冒頭に述べた通り、
- 攻撃力
- 対ボス与ダメージ増加
- 相性ダメージ増加
- 〇属性キャラの与ダメージ増加
- 物理/魔法ダメージ増加
で付けるのがベターでしょう。有利属性相手なら、攻撃力と与ダメ増加だけで固めるより、相性ダメージに1枠割いた方がトータル強いです。
5章攻略の時に書いた順序と少し変わってますが、ほら、あの時は汎用性とかも考慮してたから……。今回の検証を通して考えを改めたということでご容赦いただきたいです。
手持ちが足りなくて枠が余ったときはクリ率かクリダメのどちらかお好みで。あるいは防御面固めるか。
他にもグランサガの攻略記事は色々書いてるので良ければこちらも。