Vampire Survivors簡易攻略
最近やたらと流行っているVampire Survivorsにつきまして、私も例に漏れずプレイして相当にハマったので簡単に攻略を書いていこうと思います。
筆者のレベル的には隠しキャラ含め全キャラ解放し、緑の地ハイパーを強化有・Curse5段階でクリアする程度です。
Vampire Survivorsとは
poncleというメーカーが開発したローグライトなアクションゲームです。
ゲーム性としては極めてシンプルで、
- 湧いてくる敵を倒す
- 倒した敵から出るジェムを拾う
- ジェムが一定数溜まるとレベルアップする
- レベルアップ時にランダムな候補3~4つから1つアイテムを入手する
- これを繰り返しながら長時間生存する(30分がほぼ上限)
といった感じ。攻撃はオートなので、プレイヤーは移動とアイテムの取捨選択のみを行うこととなります。
序盤こそ敵も柔らかく数も少ないですが、徐々に敵もタフになり、数も多くなってくるので適切に装備強化をしていく必要があるわけです。この装備強化にもランダム性が絡んでくるので、毎回同じ装備構成が取れるわけではない所が奥深さにもつながってます。
難易度としては慣れるまではかなりハードで、初見で30分生存はほぼ不可能でしょう。一方で知識と経験が身についてくると縛りプレイでもしない限りはある程度安定して30分生存できるようになってきます。これに加えてプレイするごとに溜まっていくコインで永続的な強化も可能となっています。
このようにシンプルな操作性と、自身の成長を実感できるような難易度設定によって繰り返しプレイをしたくなるような作りになっており、非常に楽しいです。
なによりsteamで300円。滅茶苦茶安いです。私は3/1に購入し、3/3時点で20時間以上プレイしてます。コスパは尋常じゃないのでとてもオススメ。ブラウザの体験版的なものもあるので気になる方はそちらも。
本作の大まかな仕様
- 敵の出現はタイムテーブルで決まっている(~1分はコウモリ、5分でボス出現等)
- プレイヤーは武器を6個、アイテムを6個所持でき、入れ替えや廃棄はできない
- 武器はいずれもレベル8まで、アイテムはレベル5まで上がる
- ボスは宝箱をドロップする場合がある
- レベル8の武器と特定のアイテムを持っている場合、宝箱入手時に進化武器を入手できる(10分以降にドロップした宝箱のみ)
- 燭台を壊すと回復アイテムやコイン、便利アイテムなどが出る場合がある
攻略のコツ
本作を3つのフェーズに分けるとすると、以下のようなイメージ。
①序盤(~10分)
②中盤(10~20分)
③終盤(~30分)
序盤の目標は「とにかく生き残る」と、「レベルを出来るだけ上げて、10分までにレベル8の武器とセット用アイテムを入手する」ことになるかと思います。
本作は敵とプレイヤーの力関係に波があり、最序盤(~5分くらい)はプレイヤー側が比較的有利ですが、その後(6~10分)は敵の方が強くなりがちです。6~10分を何とか乗り切って生き残るのが重要になります。
本作における負けパターンは、「大群に囲まれてすりつぶされる」なので、基本的には複数にダメージが出る武器を使う方が楽だと思います。守りに重点を置いた装備を持ちすぎるのも敗因になりますので、その辺りをピックしやすい人は注意しましょう。
また、武器の取得数は4つ前後に抑えて、レベルを上げていった方がこの時点での火力は高くなる印象があります。全枠を埋めるのはもう少し後に回した方が良いと思います。
そして可能であれば10分突入後すぐ進化武器を入手できるよう、前提条件を整えておければ以降のプレイが楽になります。
中盤は「進化武器入手や装備の強化をするなどして、戦力を整える」ことが重要なフェーズです。
特に10分時点のボスで進化武器を入手できれば、以後しばらくはかなりプレイヤー有利に立ち回れます。この有利な状況を利用してレベル上げをガッツリ行い、装備の強化を行っていきましょう。むしろここである程度戦力を上げられないと終盤のラッシュに耐えきれないと思います。
終盤は「ここまでの積み重ねが出る」フェーズです。あまりプレイヤーに出来ることは多くないです。精々ボスから距離を取ったり、囲まれたり敵にぶつからないよう移動したりするくらいです。
装備が整っているとこの辺りは放置でクリアできたりもします。
武器レビュー
ここでは武器についてレビューしていきます。進化武器があるものについてはセットのアイテムと込みで評価したいと思います。
評価基準は特に縛りを入れない場合の30分耐久のしやすさ。
壊れ武器
ルーントレイサー
とにかく強い。貫通+長時間持続+多弾数+反射は強いです。特に強いのは序盤で、これの有無で10分までの生き残りやすさがかなり変わってくると思います。
進化武器が未実装の状態でこれなので、今後のアプデでさらなる強化が待っていると思うと恐ろしいです。
ThunderLoop(雷の指輪+複写の輪)
火力の鬼。対象ランダムなのが玉に瑕ではありますが、とにかく敵の数を安定して減らしてくれるので縁の下の力持ち的な活躍をしてくれます。
複写の輪(発射数増加)はどんなビルドでも火力増強に寄与してくれる強力なアイテムですので、雷の指輪は取らない場合でもこちらは取るのがオススメ。
デス・スパイラル(オノ+ロウソク)
進化後がほぼ全画面攻撃になり非常に安定感があります。火力も申し分ないです。
進化前のオノも、低レベルだと貫通数が足りなくてイマイチですが、レベル7、8辺りまで来るとかなり強力です。
ロウソクも攻撃範囲増加という強力アイテム。枠が空いていれば文句なく取っていい装備だと思います。
強めの武器
LaBorra(聖水+磁石)
進化後は画面半分くらいがほぼ安全領域になるので放置プレイが捗ります。進化後だけの性能で評価するなら文句なくぶっ壊れです。
進化前の聖水もオノと同様に高レベルまでは少し使いづらいですが、成長すると安定性にかなり貢献してくれます。ネックは磁石がそこまで強くないということ。
防御系武器として、聖書とどちらかを採用すればいいかと思います。
不浄の典礼(王の聖書+スペルバインダー)
進化後の防御性能としてはLaBorraほどではないですが、ある程度の安心感を与えてくれる強武器。やはり隙間が空いているのがネック。動き回るプレイスタイルの人に向いているかと。
進化前の聖書も使用感としてはそこまで変わらないです。育つまでは使いにくさがありますが、クールタイム減少や持続時間アップを積めばほぼ永続で出せるくらいになります。
スペルバインダーは持続時間アップなので、ビルドを少し選びますが強いアイテムです。
ヘルファイア(炎の杖+ほうれん草)
強力な貫通武器。火球が通った後は敵がほとんどいなくなるので、これにくっついて動くと比較的安全に移動できます。方向がランダムなのがネックではありますが、中盤以降は大体どこにでも敵がいるので気になりません。
進化前の炎の杖はちょっと弱め。貫通もしないし、方向もランダムなので安定感に欠けます。採用するならヘルファイアまで持っていくつもりで。
ほうれん草は単純な火力アップなのでどんなビルドでも組み込みやすいです。こちらは単品で採用しても大丈夫です。
聖なる杖(魔法の杖+空白の書)
今までに紹介した武器からは一歩落ちますが、安定して強い武器。本作では対単体火力はそこまで重要ではないですが、撃ち漏らしを倒したり、ボスを集中砲火したりといった用途でそれなりに役立ってくれます。
進化前の魔法の杖もそこまで強くはないですが、撃ち漏らし撃破などで被弾をこっそり抑えてくれてたりします。隠れた名脇役的な活躍をしてくれるでしょう。
空白の書はクールダウン減少という鬼つよ効果です。アイテム枠に空きがあれば突っ込んでおきましょう。
普通の武器
ブラッディー・ティア(ムチ+ホロウ・ハート)
体力回復効果付きの貫通範囲攻撃なので弱くはないです。とは言え範囲が自身から上方向にしか出ず、画面端までは届かなかったりなど、使い勝手は少し悪め。強武器と比べると不遇な感じはあります。
進化前のムチも貫通持ちなので悪くはないですが、やはり攻撃範囲の狭さが気になります。火力も特別高いわけでもないですし。
ホロウ・ハートも火力には寄与しないので積極的には取りたくないアイテムです。総合して弱くはないけど強くもないといった感じの立ち位置かと。
ヘヴン・ソード(十字架+クローバー)
個人的には進化後の方が弱いイメージのある武器。一本当たりの火力は上がっているものの、射出数が減ってるのが原因だと思います。
進化前の十字架は序盤を乗り切るのに有用な武器になっています。無限貫通で射程も後ろ方向には無限なので、範囲火力として強力な部類。
クローバーもイマイチ効果を実感しにくい運気アップなので、あまり取りたくないアイテムですね。
使いにくい武器
Vandalier(ピジョーネ+漆黒の翼)
進化武器の性能だけで言えば滅茶苦茶強いです。リザルトのDPSなんか見てもトップを取ってることも多いですし。ネックは進化に武器2種をレベル8まで育てる必要があり、そこからさらに育成が必要なこと。
進化前のピジョーネと漆黒の翼はお世辞にも強いとは言えない性能で、これらを育成して序盤を乗り切るのは結構厳しいです。他の武器で序盤を乗り切った後に作れば良いという話はありますが、片方を引いた後にもう一方が出ないと悲しみを背負うことになります。
なんにせよ、これを作れるだけの余裕がある状況だということは、他の武器採用しても楽勝なんだと思います。Vandalierを作って戦局を打開するようなことにはならないだろう、という観点で低めの評価。
ホネ
どちらかというとロマン武器的な代物。火力は滅茶苦茶出る模様。
やはりネックは貫通なしで方向ランダムなこと。サブ武器として採用するのも一興ではありますが安定はしませんし、そもそも出現率が低いイメージ。
CherryBomb
ホネと同じようなイメージ。こちらは少し範囲火力も出るのでまだマシな感じ。
爆発位置もコントロールするのが難しいので、安定感はないですし、こちらも滅多に選択肢に出てきません。
サウザン・エッジ(ナイフ+ブレーサー)
対単体特化武器。キャラの向いている方向にしか飛ばせないので操作も難しいです。
進化前のナイフも使いにくい割に火力が高いわけでもないので使い道がイマイチ分かってません。
ブレーサーも発射物の速度アップという効果が実感しにくいもの。総じてイマイチなセットだと思います。
SoulEater(ニンニク+愛の加護)
防御系武器ではありますが、火力ではLaBorraに負け、ノックバック性能では典礼に負けてます。HP回復効果があるようですが、それに頼ってる時点で負け試合感があります。
進化前のニンニク自体は悪くない性能ではあります。序盤のダメージ付バリアがあるだけでかなり安定してプレイできると思います。ただ終盤になるにつれて火力の無さが目立ってくることになるかと。
愛の加護もHP回復効果なので、パワーアップ分だけで十分で、特に補強する必要性はないでしょう。
評価外の装備
武器類
ペンタグラムは現状ゴミ。月桂樹については特殊な用途では有用。
クロック・ランセットは使い手をかなり選びそうな感じです。私は使いこなせそうにないです。こちらも特殊な用途では明確に有用。
アイテム類
石の仮面はゴールド稼ぎに。
翼、王冠、アーマーは特に使いたい場面はないでしょう。
Skull O'Maniacは縛りプレイに。
Tiragisuが欲しい場面もありますが、通常プレイにおいてはそこまで強くないでしょう。復活したところで再度すりつぶされるだけですし。
終わりに
簡易的な攻略は以上。武器間のシナジーはそこまでないので、強い武器から順にピックしていった方が現状では安定してプレイできるのではないでしょうか。
以下は緑の地Curse5クリア時のリザルト。
辛いのはやはり序盤で、10分までをルーントレイサー、オノ、十字架を重点的に上げて乗り切り、燭台から出たアミュレットで10分のボスを消し飛ばしてデス・スパイラルを入手。以後は比較的楽に進められました。
今後も継続的にアプデがあるようですので、楽しみに待ちながらちょこちょこプレイしていきたい所存。