ヒーローダイス クリティカル確率検証とエッジストーン
今回はヒーローダイスのクリティカル確率の基礎検証をしてきましたので報告します。
今回の検証結果
各条件でクリティカル確率は概ね以下の通り。
- ★6キャラ:5%
- ★6キャラ+クリティカル強化1:9%
- ★6キャラ+クリティカル強化3:18%
- ★6キャラ+クリティカル強化5:36%
サンプル数が100~200なので精度は低いです。目安程度にお願いします。
ダイス1個での検証
検証条件は以下の通り。
- ステージ:修練の間 カウントダウンの修練
- 「カード使用せず、ダイス1個を振る」を1キャラあたり100回試行
- クリティカル発生回数をカウント
使用キャラと結果を表にまとめました。(PT編成の都合上、ゼウスだけ2回測定)
発生確率に比べてサンプル数が少ないので明言はできませんが、以下のことがいえそうです。
- 同一レアリティであればキャラによる差は無い
- 線形補間して、★6キャラのクリティカル強化で発生確率は5→9→13.5→18→27→36になると推測
★4キャラのクリティカル発生数が少ないようにも見えますが、下振れの範囲内と言えばそうなので、判断が難しいです。とりあえず★6と同様、5%と仮定しておきます。
複数ダイスでの検証
検証条件は以下の通り。
- ステージ:修練の間 カウントダウンの修練
- 「ダイス+1のカードを使用、ダイス6個を振る」を1キャラあたり10回試行
- ダイス6個中のクリティカル数をカウント
ちなみに、現時点では1ターンに振るダイスは6個が上限です。
結果を表にまとめました。
見方は、「光メジェドの場合、6個中クリティカル0だったのは6回、クリティカル1だったのは3回」といった具合。
理論確率は、「強化0で5%、強化1で9%、強化5で36%」がクリティカル発生確率だと仮定した場合の、計算上の発生確率。
表を見るに、概ね上記のクリティカル発生確率は妥当なレベルではないでしょうか。
また、各ダイスは独立に試行されているように思えます。つまり、「クリティカルが1個以上出た場合、追加でクリティカルが発生しやすくなる」のような仕様にはなっていないように見えます。試行回数少ないから偶然と言われれば反論はできませんが。
クリティカルを安定して出すには
さて、今までの仮定を踏まえて、クリティカルを安定して出すにはどれくらいの条件が必要になるでしょうか。「安定」の感覚は人によりますが、100%は仕様上無理そうなので適当な目安が欲しいところです。
目安としてはやはり25%(4回に1回)、50%(2回に1回)あたりでしょうか。これくらいの頻度でクリティカルを出すにはどんな条件が必要か考えてみます。
やることは簡単。ダイスの数とクリティカル強化段階に応じて、クリティカルが1個以上出る確率を求めるだけですね。計算結果を以下にまとめました。
高校時代にやった「少なくとも1個当たる確率」というやつですね。表を見てわかる通り、ダイスの数が増えると感覚以上に当たりやすくなります。
表より、目安となる頻度でクリティカルを出す条件は、以下のように整理できます。
- 25%を目指す場合、強化0だとダイスは6個必要だが、強化1に上げればダイス3個で狙えるようになる
- 50%を目指す場合、強化2以上にする必要がある
エッジストーンの使い方
エッジストーンは現状入手数が限られており、全キャラをクリティカル強化5にすることは厳しいです。課金でもスペシャル育成パックで5個、スプリットポイント交換で1個/月ほどです。
従って、エッジストーンの使用キャラ、およびどこまで強化するかは、プレイヤーごとの感覚やデッキ構築・プレイ方針で判断していくことになります。
つまり、「〇〇%で発生」を高い or 低いと感じるか、「ダイスを〇個振る」を容易に達成できるデッキ構築であるか、またソロプレイメインなのかマルチプレイメインなのかで適切な割り振りは変わってくることになると思います。
現時点で無難な手としては「とりあえず保留」。少しは強化したいというのであれば、「降臨クエストの適正キャラを1回くらい強化してみる」のがリーズナブルではないでしょうか。
今後の配布数が増えることを期待しつつ、ちょこちょこ使っていくのがいいかと思います。
終わりに
今回は確率検証なんですが、推定される確率に対してサンプル数が少なすぎるのであくまでも参考程度にしていただけると助かります。
4キャラの100試行取るのに1時間くらいかかるので、追加実験はやる気ある方にお任せしたいと思います。