30代セミリタイア備忘録

30代でセミリタイアしました。セミリタイアの考察やゲーム関連の雑記を書いてます。

ヒーローダイス 100マスチャレンジ攻略

 今回もヒーローダイスについて。現在開催中のイベント、100マスチャレンジについて考察していきます。

100マスチャレンジイベント

 今回のイベントは「30ターン、歩数制限合計100歩以内でのダメージを競う」といった風情のイベントになっています。

 ボスはかなり威力の弱い範囲攻撃を打ってくるだけのサンドバッグで、ギミックもありません。名前もサンドダックと捩った感じ。

 

 通常のクエスト攻略ではできるだけ多く歩いて、クロスを発生させつつ削り倒す、という戦法が主流ですので、新しい戦略が生まれる良いイベントだと、当初は受け入れられていました。

 実際、開催後数日は特攻キャラであるアテナ(木属性かつ水属性キラー持ちなため火力を出しやすい)を組み込んだPTがランキング上位に食い込んでいました。

 

 ところが、ある戦法が生み出され、流れが大きく変わってきます。

 

無限MP回復ループ

 その戦法とは、無限MP回復ループを用いてダメージを稼ぐというものです。

 無限MP回復ループは、

  • ギブアンドテイク(20000~10000ダメージ受け代わりに10~15MP回復)
  • 使用回数に制限の無い回復カード

 だけを使い続けることでMPを無限に増やすことのできるループです。あとは有り余るMPでダメージを稼ぐカードを使えば、時間の許す限りスコアを伸ばし続けられます。

 

 実際には、山札を5~6枚程度まで減らす必要があるため、デッキ圧縮手段を別途用意しなければなりません。使用回数に制限があれば、適当に使うだけでデッキ圧縮できます。

 その他の圧縮方法としては大きく以下2種類があります。

  • カードを別のカードに変換する
  • 蒸発させる

 

 クエストカードとして固定されているカードのうち、使用回数に制限の無いカードは12枚あり、概ね10枚程度は圧縮していかなければなりません。

 圧縮によく使われるカードはこのあたり。

  • 不等価交換(手札がランダムで3枚蒸発し、ランダムな移動系ゴールドカードを1枚手札に追加)
  • 回復ステーション(選んだカードをランダムな回復系カードに変化)

 使用回数に制限のあるカードに変化すれば圧縮成功。不等価交換であればとりあえず2枚は減らせるのでお得です。

 

 実践では、不等価交換の使用数を増やしたいところなので、

  • カードリペア(使用回数を1回増やす)
  • カードミラー(カードをコピーする)
  • ランクアップ(カードのランクを上げる、不等価交換の場合ランクを上げると使用回数が増える)

 あたりを併用して不要カードを削除、デッキ圧縮していく感じになります。

 

回復手段

 回復手段としては以下3種類があります。

  • コーヒーブレイク(5コスト:5000~15000回復)
  • インスピレーション(12コスト:10000~40000回復)
  • 浪費癖(25コスト:消費MP×250~1000回復)

 時間効率としては浪費癖>>>>インスピレーション>コーヒーブレイク。

 浪費癖は1ターンに1回使えばOKなので時間効率としては最効率となります。インスピレーションとコーヒーブレイクはMPが軽いので、無限MPループに突入するまでのデッキ回しが楽になるのが利点ではあります。

 

 なお、浪費癖の効果は重複するので、ランクが低い場合は複数回使用すればギブアンドテイクの消費分を賄えるようになります。

 

攻撃手段

各種バフ・デバフ系

 使用回数に制限の無いバフをかけて殴る戦法です。現状ではこちらは時間効率的に良くないです。

 

 使用可能なカードは以下3種。

  • 気張る(ATK+500~2000)
  • オッドチャンス(ATK15~35%アップ)
  • ノーガード(被ダメージ30%アップ)

 最適性のアテナを使った場合でも、カード1枚あたりの効率は良くないのがネック。

 

 ギア、ポテンシャル無し、フルクロス、赤マス停止で計算してみますが、通常では

 25418 * 3.6 * 2 * 1.33 * 1.5 = 365,104

 

 気張る1枚あたりのダメージ増加量は

 2000 * 3.6 * 2 * 1.33 * 1.5 = 28,728

 

 オッドチャンス1枚あたりのダメージ増加量は

 25418 * 0.35 * 3.6 * 2 * 1.33 * 1.5 = 127,786

 

 ノーガード1枚あたりのダメージ増加量は

 25418 * 0.3 * 3.6 * 2 * 1.33 * 1.5 = 109,531

 

 なお、バフ・デバフ系は繰り返し使用していると段々処理が重くなってくるようです。この観点からもランキング上位入りを目指す場合はこの方針はオススメできません。

 

 バフ戦法が真価を発揮するのは「ご近所狙い(一番近い敵を狙ってメイン攻撃)」との組み合わせだと思いますが、4/17現在バグっていてこのカードは動作しません。

 「ひったくり」と合わせればMP回復しつつスコアを稼げそうだったので残念です。今後のアプデに期待しましょう。

 

ダメージカード系

 直接ダメージを出す系のカードを使う戦法です。現時点ではこちらの方が時間効率的に優れています。

 ダメージカードは以下の種類があります。ダメージは最大レベル時を記載。

  • 妖精さんの手助け:総ダメージ 100,000
  • 銀の流星群:総ダメージ 40,000~
  • 放電現象:総ダメージ 40,000~
  • フォローレーザー:総ダメージ 150,000(弱点で199,500)
  • 矢の嵐:総ダメージ 90,000(弱点で119,700)
  • ライトニング:総ダメージ 70,000(弱点で93,100)

 

 上記の通り、フォローレーザーを使うのが時間効率的には最効率となります。味方のいる方向に打つので、位置調整には注意が必要。

 筆者が30分程度試した感じでは、こちらの場合はカードを使っても特段処理が重くなったりもしませんでした。ハイスコアを狙う場合はこちらの方がオススメ。

 

 なお、フォローレーザーの火力を上げる方法は現状無い模様。各種バフやATKマス、ノーガードも反映されません。

 

まとめ

 以上をまとめますと、最効率を目指す場合は以下のような方針で動いていくことになります。

  • 不等価交換、回復ステーション等でデッキ圧縮
  • ギブアンドテイク、浪費癖、フォローレーザー(木)を含め、デッキ枚数を5枚以下に
  • フォローレーザーが3本とも当たる位置に移動
  • 浪費癖を使用後、ギブアンドテイクとフォローレーザーを交互に使用

 

 カード2枚を使う度にスコアが約20万伸びます。3秒で1ループとした場合、1億には500ループ=1500秒、約25分。あとはひたすらこの作業を続ける根気だけが求められます。

 ちなみに、累計スコア1億ごとにカードパックポイントが300もらえますが、1戦で何億稼ごうが300しかポイントがもらえません。演出上は300ポイント複数回もらってるように見えますが、実際には増えてないので、パックを剥きたい場合は1億稼ぐのを繰り返す方が良いです。

 

 一度くらいはMP無限ループを試してみるのも楽しいとは思います。特にバフ・デバフを積んで最大ダメージを狙うのは、今まで見たことないレベルのダメージが出るので面白いです。

 上位狙いは恐らくマクロを使って24時間回して……とかのレベルになってくるでしょうから、個人的にはオススメしません。

 

 初回イベントなんて仕様の穴をついてぶっ壊されるのが世の常ではありますので、運営様に置かれましてはユーザーの納得できるような対応をしていただけると嬉しく思います。ランキング報酬は無くして、全ミッションクリアしたユーザーには同一の報酬配るとかが一番丸く収まるんじゃないでしょうか。