30代セミリタイア備忘録

30代でセミリタイアしました。セミリタイアの考察やゲーム関連の雑記を書いてます。

factorio pyanodonプレイ記#7

 pyanodonプレイ記録 第7回です。

 前回はAuogとロボステを解禁し、グリッド式工場に着工し始めたあたりまで進めました。

cottongut育成と工場の拡張

 まずはpy SP1で解禁可能な素材のラスト、cottongutを育てていきます。いつものcDNAとcodexから繁殖元となる3体を作成していきます。

 完成。この作り方にも慣れたもんですね。cottongutはネズミでしょうか? SPの素材にもなったりしているので、実験用マウスみたいな立ち位置かもしれません。

 cottongutは解体・素材にする用と施設モジュール用(stud=種馬)がはっきりわかれています。cDNAで作れるのはstud側で、まずはこれを増やしていかないと素材用のcottongut量産にも移れません。

 

 cottongut stud育成に必要な素材は今まで作成済なので、軽くラインを作るなり手動搬入すればOKです。ただ、stud増殖レシピが確率依存なので、場合によっては最初のガチャで外れを引くと上手く増殖させられません。期待値的には必ず増えるレシピなので最初を乗り越えれば安定しますが、最初だけはリセマラ推奨です。筆者も2回ほどリセットしました。

 

 

 そんな作業を行いつつ、グリッド式工場の拡張に専念していました。おかげでpy SP1までの素材は無事にモジュール化に成功しました。

 およそ90時間での工場全景です。各グリッド内は現在かなりスカスカですが、今後高効率レシピが登場したり、上位施設が解禁され次第生産力を向上させていきたい所存です。

 各SPの量産の目途がついたところですが、残念なことに工場の拡張をしている間にpy SP1での研究はほぼ終わりかけています。初期からある貧弱な生産ラインでも研究って進むもんですね……。

 

 

電力源についての検討

 なんやかんやと拡張を続けた結果、現在の工場全体では300~400MW程度の電力が要求されています。電解槽を使うことが増えているのでその影響ですかね。

 それに負けないくらい大量の風力発電を置くことで対応していますが、この度色々な発電方法がアンロックされましたので、どれが使いやすいか検討してみましょう。

 検証はサンドボックスモードでやってます。

 

Aerial Turbine

 Aerial Discharge Baseとセットで運用することになります。2つ以上のBase間を移動しながら発電し、Baseに到達したらBaseに電力を蓄える、といった感じの仕組みです。

 燃料も不要なので楽ではありますが、概ね5秒で1MJ = 200kWなのであまり強くないですね。Baseの出力自体も5MWなのでイマイチです。これなら風力発電で良いでしょう。

 ふよふよ浮かんでるのは可愛いですが、現時点では採用の価値はなさそうです。

 

潮力発電

 海岸線さえあれば特に制限なく設置可能な発電所です。

 発電量も6MWとぼちぼち。素材は機械部品やコントロールパネルなんかが少し重いですが、まぁ頑張れば何とかなりそうなレベルです。海沿いは埋め立てしないとやや使いにくい面もあるので、かなり有用な発電方法と思っています。

 

 

風力発電stage1

 パワーアップした風力発電が2種類解禁されました。

 画像上が初期からある風力発電、中段がHAWT、下段がVAWTです。最短距離で設置した場合の距離にも違いがありますね。

 HAWTは本体サイズは初期型と同じで設置間隔はやや伸びていますが出力が5MW。VAWTは本体サイズが小さくなったものの出力・設置間隔ともにHAWT以下です。使うならHAWTでしょうが、部品に汎用性が無くて作るのが辛いです。

 

 やはり初期型のお手軽さには敵いそうにないです。

 

Power Plant

 燃料を燃やし溶融塩を加熱して発電する施設群です。

 左からバイオマス、石炭、オイル用のパワープラント。バイオマスだけ2マスほど大きくなっています。動かすことさえできれば、蒸気タービン1基で118MWもの大出力を得られるので電力事情が大幅に改善されることでしょう。

 ではどのプラントを使うべきでしょうか。プラントごとに考えてみます。

 

 

 まずは石炭プラント。

 共通の前提条件として、蒸気タービン1基を完全稼働させるには高圧蒸気が60/s必要です。そのためには1000℃の溶融塩を40/sで供給する必要があります。

 これを実現するには毎秒16MJ相当の石炭系燃料をくべてやればOKです。原炭でも5.4/sですし、例の「砕いた石炭」の水増しレシピを使えば消費は軽くなります。16MW相当の供給で118MWを生成するので、7倍以上の効率なので率直に言って強いです。

 原炭が豊富にあるならこれが一番楽ですね。従来のボイラー+蒸気機関による発電よりは抜群に効率が良いので、今まで火力発電に頼っていた方はこちらへの乗り換えをオススメします。灰も大量に生成できますのでその観点でも良い感じです。

 

 

 次にオイルプラント。使えるのは灯油だけですが、現状あまり使い道のないケロジェン→シェールオイル重油を加工することで発電できるのは便利ですね。

 こちらも石炭同様16MJ相当の灯油が必要ですが、ケロジェンが8.3/sと電気ボイラー2台で供給可能です。生成に36MJかかるので、差し引き80MW相当の出力にはなりますが、それでも相当お得です。軽油などの副産物も嬉しいです。

 

 

 最後にバイオマスプラント。バイオマスプラント1基フル稼働で溶融塩を20/sなので、2基のバイオプラントをフル稼働させればOKです。バイオマスは250kJ、プラントは3MWなので1基あたり12/sのバイオマス、累計24/sのバイオマスが必要となります。

 

 堆肥工場1台の加工時間は共通で3秒なので、なるべく1回の加工で多めのバイオマスが出力されるものが好ましいですね。加えて資源消費は少ないほうが良いですので、樹液(10個で23)、海藻(10個で20)、Fawogae胞子(10個で10)あたりが候補でしょうか。

 今回は簡単化のために樹液10個/sで考えてみますが、樹液抽出機Mk1と樹液樹Mk1の組み合わせで182台必要です。樹液の生産は28MJそこいらなので、トータルでは得をする計算にはなりますね。樹液抽出機自体はコストも軽いですので、検討の余地はある、でしょうか?

 

Auog-powered generator

 クマさん(Auog)に例の装置を回させて発電するという非人道的発電マシーンです。

 労働後のクマさんは左側の休憩スペースでお休みする、あるいは解体処分の憂き目に遭います。悲しいですね。

 発電施設としては1台22MWとなかなか。Auog1体で22秒程度は持ちますし、回復用のエサも比較的簡単に作れますので結構有力な施設だと思います。

 

総評

 石炭・オイルプラントは資源消費するもののお手軽に大電力を作れて優秀。

 潮力発電はかなり強力な無コスト発電。

 Auog発電は資源消費と発電量のバランスが良好。

 このあたりまでは採用の価値がありそうですね。バイオマスプラントは今後のバイオ系技術の発展に伴って使いやすくなっていきそうです。

 

 

 残りの新規風力、Aerial Turbineは現状使いにくいです。今後のアプデに期待しましょう。

 

 

第3のSP、物流SP

 いよいよ3つ目のサイエンスパック、物流SPに手を付けていきましょう。

 直接の素材は画像の4つです。その材料も既に開発済みなので、少量生産するだけならなんとかなります。とりあえずは生産を始めてしまいましょう。

 

 手動搬入フル活用ながらもなんとか製作に成功しました。コンベア配線頑張って本拠地での自動化が終わり次第、グリッド内で各素材を生産していきます。

 

 無事に物流SPが解禁されましたが、直近で欲しい技術はガラス系の生産量を上げるために熱い空気、色々便利な物流システム、荷捌き効率化のローダーあたりでしょうか。まずはこの辺を研究していきながらSPの増産に努めていきたいですね。

 

 

 そんな感じで今回は以上。次回は物流SPの技術を解禁していきながら工場拡張していきましょう。

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