30代セミリタイア備忘録

30代でセミリタイアしました。セミリタイアの考察やゲーム関連の雑記を書いてます。

factorio pyanodonプレイ記#10

 factorio pyanodonプレイ記録も早いもので10回目を迎えました。

 前回はUlric、Kicalkの育成を開始し、基礎回路基板用の部品増産を始めたところまででした。

ひたすらに増産の日々

 現在の目標はモールの作成でありますが、その中でも一番早く欲しいのは荷捌き効率化のローダーですね。まずはここを目指して進めていきましょう。

 

 そう決意してからここ2週間ほど、ひたすら既存部品の増産に努めておりました。そのおかげで色々と体制が整ってきました。

  • 簡易回路基板
  • ドリルヘッド
  • ニオブ-鉄合金
  • リン酸(アルミ用)
  • ジュラルミン
  • Vitreloy
  • ろ過媒体(砂利とかの処分用)

 この辺が成果物ですね。

 簡易回路基板は部品点数多かったので大変でしたが、なんとかかんとか完成しました。従来より数倍ほど生産速度早くなったので満足です。

 続いて、ニオブ採掘などに使うドリルヘッドは本拠地で手動搬入・製作していたので効率化のためグリッドに組み込みます。これでニオブ関連が完全自動化できたので、ニオブ-鉄合金も量産体制を取りました。

 

 

 ローダーに必要な素材も残るはジュラルミンとVitreloyのみとなりました。気合を入れて進みます。

 

 さて、ジュラルミンも高効率レシピで作っていきます。溶融銅と溶融アルミが要求されてますので、それぞれ用意します。溶融銅は現状の最効率レシピなので、溶融アルミを高効率化したいところ。

 溶融アルミの効率化にはリン酸が必要で、リン酸を作るにはリン鉱石を掘る必要があって……といういつもの感じ。リン鉱石は掘削燃料としてドリルヘッド、掘削流体として合成ガスが必要です。既に準備済みなので問題ないですね。

 あとは砕いて処理してリン酸の完成。リン酸があれば溶融アルミも難しくないです。溶融アルミが出来上がればジュラルミンもあっという間です。凄まじい勢いでジュラルミンが吐き出されていくので気分が良いですね。

 

 続いてはVitreloy。酸化アンチモン・チタン・ニッケルが必要です。これらの最新レシピは新規素材なんかは要求されていないので粛々とラインを組んでいきます。特に問題なく完了。

 

 

 

 あとは銅の精錬で副産物として石やら砂利やらがとにかく大量に出てくるので、これをどうにかしたいですね。燃やして灰にしてしまっても良いですが、せっかくなので砂利を砂・綺麗な砂に加工したり、ろ過媒体の素材として使っていきたいところです。

 そんなわけで砂・綺麗な砂・マイクロファイバーのグリッドを作り、それらを素材にろ過媒体の量産体制を取ります。コークス副産物の炭塵→活性炭も処理したいので一石二鳥です。これで副産物処理も安定してきました。

 

 

 そんなこんなで高速インサータの自動化完成です。これでローダーも気軽に使えるようになったので気になる荷下ろしラインを組みなおしたりしつつ、モールのさらなる拡充をしていきましょう。

 組んでみたのがこちらになります。ゆくゆくはモール内の運搬は物流ロボットに任せたいと思ってはいますが、物流ロボットの大量生産体制が整うまではコンベアパズルをどうにかすることとします。

 

 次はShaft、Gearbox、Breaksを量産して列車関連と物流ロボットに手を付けていきましょう。

 

 

よく使う流体と生成方法について

 さて、ここまで色々な素材をグリッド組み込みしてきたわけですが、その中で良く使う流体について整理してみましょう。

 

合成ガス

 各種鉱石の掘削からプラスチックの合成なんかにも使う、多方面に重宝する流体です。序盤は石炭ガスと水を混ぜるだけで作るレシピで問題ないでしょう。本格的に量産する場合は天然ガス→合成ガス+煙道ガスにでき、煙道ガス+活性炭→合成ガスなので、この辺を活用するのがベターでしょう。

 

アセチレン

 こちらも鉱石の掘削に使いますし、熱量高めなので液体燃料としても便利です。生成にも水とコークスだけあれば作れるので、生産量を調整しやすいのがメリットでしょう。レシピは大分先まで1種類しかないので我慢しましょう。

 

芳香族化合物

 こちらも掘削に使う他、ゴムやプラの素材として重要です。生産は軽油の分解がメインですが、物流SPまで来ればタール→軽油+トール油+芳香族化合物のレシピが解禁されるので、生産量を底上げできます。後述する瀝青の染み出しからタールを吸い上げれば大量生産は容易です。

 面白いルートとしては、尾鉱→石炭-水スラリーからも芳香族化合物を生成できます。尾鉱は金属精錬してると唸るほど出てくるので、余すところなく副産物を活用したい場合はどうぞ。

 

蒸気

 蒸気も滅茶苦茶良く使います。250℃以上指定のものもたまにありますが、150℃でも動くレシピが多いですね。生成方法は大きく3つ。①電気タービン、②地熱発電、③副産物です。

 ①電気タービンはシンプルに電気タービンで水を蒸気に変換する方法です。250℃の蒸気を簡単かつ省面積で作れるので取り回しは楽ちんです。ただ消費電力が大きいので、どこでもこれを使ってると電力網に多大な負担を与えてきます。

 ②地熱発電は温泉水を掘りだして蒸気に変換するレシピで、500℃の蒸気を生成可能です。ただ、地熱発電で作った蒸気は発電に回して、各地で電気タービンを使った方が楽だと思います。同量の蒸気を作る場合、地熱発電量≒電気タービン消費量となりますし。

 ③副産物として出てくる蒸気を活用するのも重要です。現時点で使えそうなレシピはポリブタジエンとオレオケミカルあたり。いずれも1000単位の蒸気を生成できますのでかなり強いです。特にポリブタジエンのレシピは必要な素材も軽いのでかなり使いやすいです。ゴム製造所から蒸気を列車運送するのが燃料効率的には最強だと思います。

 

酸素

 酸素は金属精錬で良く使います。入手経路は水の電気分解か、純粋な窒素ガスの副産物として。土地面積で言えば水の電気分解が有利ですが、電力効率的には純粋な窒素ガスレシピが強いです。

 毎秒100の酸素を生成する場合、水ルートだと103MW、窒素ガスルートだと17MWで済みます。使い分けが肝要だとは思いますが、電力に余裕がない場合は窒素ガスルートをオススメします。窒素も結構使いますしね。

 

水・塩水

 水はバニラ同様に水場に汲み上げポンプを設置する以外にも、ポンプジャックという施設を設置することでどこでも入手可能となっています。電力は必要ですが便利な施設です。

 塩水は石やら砂利を混ぜても作成可能ですが、大人しく塩を掘って混ぜ込むのが良いでしょう。

 

 

瀝青で資源を確保しよう

 拡張と並行して研究もそれなりに進んできています。物流SP中盤くらいで解禁される新要素がこの瀝青です。

 

 

 瀝青はマップ上でピンク色の四角で表示されている資源パッチで、瀝青からは原油・タール・生ガスのいずれかを入手できるようになりますが、初期状態では利用できません。

 パッチ上に採取したい資源に合わせた施設を建て、そこに掘削液を供給することで利用可能になるまでのカウントダウンが始まります。カウントが0になれば晴れて資源を回収できるようになります。

 それぞれ左から原油天然ガス(生ガス)、タールの採取設備。下にあるのが瀝青の染み出しです。

 

 カウントが0になった後は掘削液は不要となり、施設と電力だけあれば資源を回収可能です。埋蔵資源量が0になったら普通に枯れます。バニラの原油なんかとは扱いが違うようなので注意ですね。

 埋蔵資源量は施設レベル・掘削液レベルと乱数で決まっており、できるだけ上位のアイテムを使うことで一つのパッチを長く使えるようになるみたいです。とは言え、生産速度モジュールなんかを刺さなければ余裕で数百時間は持ちそうですが。

 

 

 初期投資こそ必要なものの、原油・生ガス・タールをかなり簡単に入手できるので非常に便利な資源です。これからガンガン活用していきましょう。次のサイエンスパックを作るにもほぼ必須なようですし。

 

 

 プレイ時間170時間ほどの工場全景はこんな感じ。

 レールの生産力が上がったおかげで拡張は早くなってますね。

 

 

 そんな感じで今回は以上。次回はモール作りの続きを進めていきましょう。

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