factorio pyanodonプレイ記#15
factorio pyMODのプレイ記録15回目です。
前回はMODを最新版に更新し、4つ目のSPであるpy SP2を作り始めたところまで進めました。
バイオ系素材の生産力底上げ
無事にpy SP2の生産が始まったは良いものの、素材供給が追いついておらず研究スピードが全然出ていません。ネックとなっているのはバイオ系素材とアンチモン由来の鉱物素材ですね。
まずは手を付けやすいバイオ系素材から生産力を高めていきましょう。
最初はcottongut。実はあまり要求されない素材だったので、物流SPを仮作成した時に作った4台くらいの施設群でなんとかやりくりしてました。新技術は少しばかり先なので、とりあえず施設数を増やして生産速度を上げて行きます。
これでOK。16台ほど置いたのでこれで様子見です。モジュール用のstudも同時に育ててるので拡張もすぐできます。
そうこうしてる内にFawogae、Ralesiasの研究が終わったのでこちらに手をつけていきます。
まずは一番供給不足なRalesiasを新レシピで増産していきます。追加素材は灰や肥料とかなので特に問題ないですね。
80台ほどで生産してなお供給不足だったのが、34台で生産力が約2倍となり、需要を満たせるようになりました。新技術ってすげー。
ついでにモジュール用の各種Mk2を作っていきましょう。
Ralesias Mk2にはFawogae Mk2が必要なのでまずはこっちから。突然変異を起こして数体確保すれば比較的簡単に増やしていくことができる感じです。
Mk2が2本は確実に排出されるのでループは安定動作します。25%の確率で追加のFawogae Mk2が出てくるので、長期的には増える寸法ですね。
これを素材にRalesias Mk2を作っていきます。こちらも5本で種が8個でき、種4個から確実に花6本ができるのでループは安定です。確率での追加排出も多めなので比較的簡単に増やせる感じですね。
とりあえず数百本ほど。素材も重くないので暫くは増やしてみます。
ついでにMoondropとTuuphraもMk2を開発しておきます。
Moondropは運が悪いと8本ほどを突然変異で用意する必要があるのでやや面倒ですが、数さえ揃えばループは安定してます。追加排出もそこそこといった感じ。
横着して灰は適当にチェスト供給ですが、数を揃える分くらいは持つのでヨシとしてます。
Tuuphraは増殖時にリン酸とかやや重い素材を要求する代わりに、1本だけ突然変異させれば安定して増やすことができる代物です。
ついでに素材用Tuuphraの生産レシピも最新版に刷新してます。やっぱり最新レシピは生産速度の伸びが気持ちいいですね。
これでバイオ系既存素材は粗方生産力の底上げに成功しました。折角なので新素材も今のうちに少しずつ生産しておきましょう。前回は必要になってから育て始めた結果、結構足踏みをしてしまう感じになったので。
まずは物流SPで解禁されていたGuar(豆)とXyhiphoe(イソギンチャク?)です。
Guar豆、すごく仮置き感あふれるレイアウトですが、実際仮置きです。モジュールとして挿すものを用意しておくのが重要なのでこれでOK。
次にXyhiphoe。
こちらは副産物として大量の廃水を出してくれるありがたい生物なので多めに育ててます。廃水は供給不足である尿素の原料なのであればあるほど嬉しいですね。
ちなみにこちらのXyhiphoe、MOD更新前は物流SP解禁時には安定して増殖させられない悲しみの存在でした。今回の更新でかなり楽に育てられるようになった生物の一種ですね。
続いてpy SP2の序盤で解禁したYotoi(アロエ)とRennea(ヒマワリ)も少量生産しておきます。
とりあえずこんな感じ。
アンチモンの新技術?
さて、いよいよ待ちに待ったアンチモンのTier2が解禁されたので、増産していきましょう! ……と思っていたのですが、予想外の展開に。
まずは既存技術での酸化アンチモン生産ラインがこちら。
アンチモン鉱石15/s(黄ベルト1本分)を入力として、酸化アンチモンが1.1/s出てくる感じです。
続いて新技術はこちら。(上流工程省略)
鉱石15/s入力で合計4.2/s出てきます。さすが新技術だぜ! と思っていたのですが、問題は加工途中に要求されている追加素材です。
Dowfroth 250なる流体が57.9/s必要なのですが、これを作るには銀の板を1.2/s作る必要があり、そのためには鉛鉱石が63/s(黄ベルト4本強!)要求されてしまいます。
鉛鉱石の掘削にはアセチレン=コークスが必要で、それだけの数を掘ろうとすればコークスが60/sほど消費されてしまいかなり辛いです。
むしろ既存のアンチモンレシピで4.2/s作る方がコークス消費は抑えられます。これはこれでアンチモン鉱石が黄ベルト4本分必要になりますが、アンチモンの掘削は液体燃料が必要なだけなのでただ掘るだけならこっちの方が圧倒的に楽です。
そんなわけで、新技術は頼りになるが、常に採用するのが正しいとは限らない、という教訓を得るにふさわしいテーマとなりました。銀の板がもっと簡単に作れるようになるのを待ちましょうかね。
ゴム・プラ・メラミン
さて、不足素材のラストはゴム、プラスチック、メラミンの有機化合物3兄弟です。
ゴムはやはりラテックスの供給量がボトルネックになっており、原料となるギ酸を大量生産するしか打開策はありません。
ギ酸は物流SPでホルムアミド経由での製造方法も追加されてはいますが、こちらも行きつくところは不足しがちな尿素なのであまり嬉しくないですね。結局はVraukを掻っ捌くのが手っ取り早そうです。ということで、Vraukの繁殖ラインを1列追加して合計56基体制で運営していくこととします。VraukはArqadの繁殖用にも必要なのでこれがベストな選択でしょう。
続いてプラスチックですが、こちらは生産ルートが技術の発展とともに増えていく感じです。現在の技術力ではカゼイン経由が最新かつ高効率っぽいです。
カゼイン=Korlexの飼育は比較的他での需要が少なめな素材が多く、弊社工場ではかなり育てやすい品種と思っています。現時点でのカゼイン用途はSPくらいで、その消費量もたかが知れておりますのでプラスチック増産に使っても全く問題ないですね。
というわけでプラスチック生産ラインを追加しました。合成ガスルート(最上段)、メラミンルート(中段)よりもかなりハイパワーな生産能力を誇ります。おかげで供給不足は一瞬で解消されました。やはり新技術は強いです。
最後にメラミン。プラスチックへの変換用途がメインだったので、カゼインルートがある今となってはそこまで需要が高くないかもですが……。
今までは尿素からシアン酸・アンモニアを生成して作ってましたが、この度はれてフェノールを使った新レシピが解禁と相成りました。フェノール自身も今後使う機会の増える素材なので増産体制を整えつつ、メラミンの材料としても活用していきたいところです。
そういう訳でこちらがメラミンの新ライン追加版です。下がフェノールルート、上が従来通りの尿素ルートです。尿素・肥やしは他にも用途が多いので、代替レシピはやっぱりありがたいですね。
305時間ほどプレイした工場全景はこんな感じです。
今回で不足物資の供給はかなり改善されてきましたが、今度はまた別の資材が不足しているのが発覚したりしているのでこのイタチごっこは暫く続きそうです。着実に前進している手ごたえはありますので、ゆっくりと進めていきたい所存です。
そんな感じで今回は以上。次回はpy SP2の新素材に着手していきましょう。