本ブログでのセミリタイアの定義
セミリタイアやら、アーリーリタイアやら、FIRE(Financial Independent Retirement Early)やら似たような言葉が多くあり、各サイトやブログで意図しているものも少しづつ異なっているように思えます。したがって今回は本ブログでの各単語に対する定義を述べておきます。この辺りが如何にも理系という感じで良いですよね。
なお、あくまでも本ブログでの取り扱いですので、他サイトで異なるように扱われていた場合は適宜脳内変換することを推奨いたします。
各単語に対しては、退職・リタイアに対して以下の2つの観点が異なっているものと考えています。
①退職の時期
②退職後の労働の有無
まず、「①退職の時期」について。一般的なサラリーマンの場合、退職は定年退職を指すのが普通であると考えられますので、これよりも早く辞めるかどうかが一つの観点です。
次に、「②退職度の労働の有無」については働くか否かです。投資や貯金の取り崩し等によって全ての生活費を賄い、完全に働かないようにする、あるいはフルタイムでは働かないがアルバイトやスモールビジネスを始めたり、または個人事業主等として事業を興したり等するかどうかという観点です。
上記2つの観点より、退職・リタイアに対して以下のように定義します。
(1)定年で退職する ⇒ 定年退職
(2)定年より早く退職し、以後労働はしない ⇒ アーリーリタイア、FIRE
(3)定年より早く退職し、以後も労働を継続する ⇒ セミリタイア
本ブログはセミリタイアを目指すものですので、基本的には退職後も何らかの形で働くことを念頭に入れております。これは、「働く気ゼロで辞めてみたら想定より資産の減りが早く、労働収入を得ないと今後の生活が不安」であるとか、「働かないといけないけどどうやって稼げばいいのか」と思い悩むことを避けるためです。事前にどういった方法で稼ぐことができるか、ある程度目星をつけておくことで精神的な安定を得ることを目的としています。
勿論、資産運用がうまくいけば極力働かないで生きていくつもりですが。