セミリタイア計画「セミリタイア生活の概要」
今回はセミリタイア生活の概要について検討してみます。この内容はあくまでも自分の例ですので、皆さんの譲れないものや生活パターンに合わせてカスタマイズしてみてください。
セミリタイア生活の概要を検討するにあたって、まずは以下のような観点で整理してみます。
①いつ
②どこで
③誰と
④何をする
いわゆる5Wですね。「なぜ」はセミリタイアするに向けたモチベーションの維持には有効かもしれませんが、とりあえず今回は省略します。必要に応じて適宜考えましょう。
「①いつ」はセミリタイアをする時期です。資産が溜まり次第でも良いですし、何歳までには必ずやる、という風に決めても良いと思います。これを決めることでセミリタイアまでに労働収入を得られる期間と、セミリタイア後の期間がどれくらいになるかが定まります。
「②どこで」はセミリタイアをする場所です。国内なのか海外なのか、都会なのか田舎なのか、実家か独立か、借家か持ち家か等を決めます。これはセミリタイア後の生活費の中でもウェイトの大きい住居費に関する検討を決めるために必要な項目です。また海外で暮らすにはそれなりの準備や心構えが必要となりますので、そこを改めて明確にしておくべきでしょう。
「③誰と」は家族構成です。独身か結婚するか、子どもは何人か、ペットを飼うか、親兄弟と同居するか等についてです。一般には独身であれば必要経費は少なく、同居する人数が増えるほどより多くの資産が必要となるかと思います。また、同居人は同様にセミリタイアするのか、フルタイムで働くのか等も想定しておかねばなりません。
「④何をする」はセミリタイア後の生活スタイルについてです。仕事をするならどんなことをするのか、セミリタイアをしてからやりたいことは何かについて考えます。また、生活水準はどの程度を想定するかもここで決めておく必要があります。要は極端な節約をするか、今と同程度の暮らしをするか、ゴージャスに暮らすか。他にも年に数回は旅行に行きたいとか憧れの車に乗りたい等、お金がかかりそうなやりたいことがある場合は列挙しておく方が良いでしょう。
仕事もやりたいこともいくつかの候補を持っておくのが無難かと思います。フルタイムの仕事に煩わされずにやりたいことを全力でやる!という人が多いでしょうから、ここを考えるのは楽しいと思います。逆にここがぼんやりしているとせっかく仕事を辞めても時間を持て余してしまうかもしれません。それも素晴らしい生活スタイルだとは思いますがね!
さて、以上の項目について、私の場合の例を挙げてみます。
①いつ:35歳までに(元々40歳想定でしたが、予想より資産が増えたので前倒し)
②どこで:国内の田舎(人間関係が極端に面倒にならない程度の場所を想定)
③誰と:独身(人間嫌いで共同生活とかはできる気がしないので・・・
④何をする:仕事は適当なアルバイトか在宅ワークを想定、あとはゲームしたりアニメ見たり本読んだり、ブログや小説を書いたり絵も始めてみたりゲーム製作もしたい…極端な節約をする気はなく、今と同程度の生活水準を維持する方針。旅行とかお金がかかりそうな趣味は今のところやるつもりなし。
やっぱりセミリタイア後に何をするか想像するのは楽しいですね。とりあえず今回はここまで。
次回は今回建てた内容をもとに、残りの3項目であるヒト、モノ、カネに関する考察をしていきたいと思います。