30代セミリタイア備忘録

30代でセミリタイアしました。セミリタイアの考察やゲーム関連の雑記を書いてます。

支出削減のインパクト

 今回はセミリタイアするにあたって支出削減の重要性を示すべく、考察していきたいと思います。

 今回のテーマはこちら。

 

「支出によってセミリタイアに必要な資産はどれくらい変わるか」

 

 ということについて考察していきたいと思います。

 

 考察における条件は以下の通り。

・逃げ切り計算機にて計算

・35歳でセミリタイアし、80歳まで生きるのに必要な資産額を計算

・資産は年利3%で運用

・年金は65歳から受給、受給額は8万円

・支出を300万から10万まで変えながらプロット

・インフレは考慮しない

 

 結果がこちら。

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 ちょっと歪ですが、年間支出が増えるとほぼ直線的に増加していることが分かります。年間支出を50万減らせばセミリタイアに必要な資産額は1200万ほど下がることになります。

 1200万ほど資産額を増やそうと思うと恐らく数年、人によっては10年近くかけて蓄財に励むことになるでしょうが、支出を減らす方は年間50万、月あたり4万円減らせばその分だけ早くセミリタイアできることになります。

 このあたりの効果があることから、多くのセミリタイアブログでは資産を増やすより支出を減らそう、という論調になっているのだろうと思います。

 まぁ、セミリタイアする人達ってすごい物欲がある人って少なくて、どちらかという倹約してでも時間が欲しい、ってタイプが多い印象なので、必然的にそうなっているのかもですが。

 ちなみにこの条件だと年間支出96万以下であれば、年金受給まで持ちこたえれば、計算上は延々と生き続けることが可能となります。

 

 なお、今回は年利3%と年金受給額8万にしましたが、この辺りの設定変えると結果も変わってきます。あくまでもご参考まで。