30代セミリタイア備忘録

30代でセミリタイアしました。セミリタイアの考察やゲーム関連の雑記を書いてます。

ヒーローダイス ダメージ計算式から見るオススメカード

 今回もヒーローダイスについて考察していきましょう。

ダメージ計算式

 某5chのスレにて先人様がダメージ計算式を導出してくださっていたので、転記させていただきたいと思います。(アビリティ補正だけ筆者が追加)

 

 ダメージ=(ATK + 加算系) × 倍率アップ系 × クリ2.0~3.0 × 技係数 × 剣アイテム1.2 × ATKマス2.0 × デバフ系 × (弱点1.33 or 耐性0.66) × アビリティ補正

 

 各項目について説明していきます。

  • ATK:ヒーローのATK(基礎+ポテンシャル+ギア補正)
  • 加算系:カードのATK+〇〇効果
  • 倍率アップ系:カードのATK〇〇%アップ効果
  • クリ:ダイスを振った際に発生するクリティカル補正(1個赤で2.0倍、2個目以降は0.2倍ずつ増加)
  • 技係数:各種攻撃、スキルに設定されている補正値
  • 剣アイテム:お助けアイテム「剣」取得時の補正(複数取得しても重複無し)
  • ATKマス:ATKマス停止時の補正
  • デバフ系:被ダメージ増加の補正
  • 弱点/耐性:属性相性の補正
  • アビリティ補正:種族「〇〇」の敵に対して攻撃力〇〇%アップなどの補正

 

 技係数は表記ダメージ/ATKで求められます。図鑑やヒーロー詳細を見れば表記ダメージは見れます(メイン攻撃のクロスによる変化も下図アイコン押下で確認可能)

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 例えばゼウスの場合、ATK30944でダメージは46416~92832なので、技係数は1.5~3.0倍。

 

 このうち、ATK、クリ、技係数、弱点/耐性、アビリティ補正はヒーロー選択時点で決まるのであまり考察の余地はないですね。

 極力ATKと技係数が高くて、有利属性持ちを起用するのが火力面では良いでしょう。アビリティはギミックとの兼ね合いもあるので何とも言えないですが。

 クリティカルは影響が大きいですが、エッジストーンは現状レアなので使うかどうかは慎重に。

 

 残りの、加算系、倍率アップ系、剣アイテム、ATKマス、デバフがデッキ構築やプレイングで左右される部分ですね。今回はこちらを重点的に見ていきましょう。

 

火力向上に寄与するカード類

 カード全般についてですが、基本的には行動中のヒーローにのみ適用され、効果はターン終了時に消えます。

 一部例外がありますが、それは別途記載していきます。

 

 また、同種の効果については加算されていくことになります。(例:ATK25%アップとATK10%アップのカードを使った場合、ATK35%アップとなる)

 

加算系

 加算系のカードを以下にまとめました。(順番はカードパック詳細のリスト順)

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 やはり金カードの欲張りクロスが強いですね。1枚で最大5000増加にMP+50は大きいです。消費も安いですし、条件も比較的簡単。

 連帯感も流石の金カードです。単純にATK+3500だけでも十分強いですが、4人合計で最大14,000のATK増加はPT全体の総火力にかなり影響が出るでしょう。MPが重めなのが難点。

 とは言え、金カードは給付金やMPチャージ等の便利カードと枠の取り合いになるでしょうから、現時点での採用は難しそうです。フレンドポイントが溜まって金枠を拡張してからが本番。

 

 銀カードもなかなか優秀。クロスパワーアップは欲張りクロスの下位互換ではありますが、銀枠なのが利点です。8パワーチャンスも普通に強いですね。

 特徴的なのがドーピング。通常、カードの効果はターン終了時に消失しますが、こちらはクエスト中永続となっております。補正値も悪くないです。マルチの時なんかはデッキ圧縮と兼ねて火力補助に役立つでしょう。

 コレクターは採用するならお助けアイテム特化デッキでの運用になります。ただ、MPバーゲンやとことこブーツを使っても精々15~20個なので、ATKだけを求めるなら他の方が強そうです。

 

 気張るは黒カードとは思えない強さ。MPは軽いし、回数制限もないです。枠が空いたら雑に突っ込んでも良いんじゃないでしょうか。デッキ圧縮したい場合は話が変わってきますが。

 闘争心は敵の数に応じて、という感じですが、大体のマップが敵は多くても5体くらいなので、気張るの方が強い状況の方が多いと思います。

 パワーリピートはロマン枠。同名カードを使う度に加算値が増えていきます。コピーしたり使用回数を増やしたりすれば面白いことができると思いますが、最大ダメージを狙う時に使うくらいでしょう。通常プレイでは他のカードが強いです。

 

 

 以上を踏まえ、オススメは気張る金枠が空けば欲張りクロス!が強いです。

 とは言え、★6ヒーローのATKは25,000~30,000程度あるので、加算系で5000増やしても比率としては1.2倍程度。ステータスの低い降臨系ヒーローを使う場合や、他の火力カードを充実させた後に投入するのが良いでしょう。

 

倍率アップ系

 倍率アップ系をまとめました。

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 龍のキバ、龍の爪は手札にある限りは何度でも効果を使用できます。手札に維持していないといけないので、シャッフルが使いにくくなりますが、効果自体はかなり強力。

 フルスイングは分かりやすいハイリスクハイリターン系の効果。とは言え、強化が終わるまでは銀や黒カードと効果量がさほど変わりません。

 怒りの一撃は無強化の場合、 [99-HP割合]%の補正を加えるカード。HPが70%だと29%の補正となります。強化後どうなるかはピースが足りずに試せていませんが、状況を選ぶカードなので上級者向けでしょう。

 

 ランナーズハイは使いやすい倍率アップカードです。条件も満たしやすいですし、補正値も良好。

 銀カードの〇パワーは種族特化PTなら常時使える倍率アップ系カード。ただ、本作は種族が滅茶苦茶分かれているので、それぞれにカード強化していく必要があって、ゴールドやピース負担が大きいです。

 応援合戦はもしかすると別枠の補正にあたるかもしれませんが、所持してないので検証できてません。

 

 黒カードは友情パワーが使いやすいでしょう。クロスするだけで25%アップですし、強化すればMPもかなり軽くなります。

 次に強いのはオッドチャンス。条件は奇数だけなので、運に任せても割のいい勝負ですし、「倍々ダイス」と「もう1歩」などで確定させることも容易。

 肉体強化は無難な性能。

 アタックNo.7は運要素が強いです。チェンジャー系や歩数追加系で確定させる運用を目指すなら。

 

 

 総括すると、オススメは友情パワー銀枠ならランナーズハイ。金枠はどれも一長一短なのでクエストに応じてといったところでしょう。

 

剣アイテム

 現在、剣アイテムを確定で出すカードは存在しない模様。ターン開始時にランダムで配置されるほか、カードでランダム出現させることができます。

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 玉手箱は次のターンからお助けアイテムが出現なので、即効性には欠けます。MPも重めですし、金枠なので採用は辛いでしょう。

 

 一番剣アイテムを狙いやすいのは「とことこブーツ」や「MPバーゲン」使用後にアイテムチェンジを使うことでしょう。上記2つならスキルブースト、MP回復もできるので素打ちも強いですし。

 おもちゃ箱は即効性はありますが、こちらもMPは重め。

 

 

 以上より、剣アイテムを狙うならアイテムチェンジをオススメします。ですが、剣アイテム自体は1.2倍だけですし重複もしないので、上振れ要素としてランダム出現に頼るのも良いと思います。

 

ATKマス

 ATKマスは補正値2倍なので相当強いです。火力を出すならATKマスに止まれるようにするのが最優先となります。

 

 ATKマスに確定で止まれる、あるいはATKマスを増やすカードをまとめました。これらの他にオートランやオートダッシュ、寄り道なども状況次第で確定でATKマスに止まれますが今回は省略。

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 確実なのはどこでもレッド。ただしMP消費は重いですし、使用回数も1回こっきりなのが辛いところ。金枠なのも逆風ですね。

 とことこレッドも確定でATKマスに止まれますが、他ヒーローとの立ち位置次第でクロスできなかったりするので使いにくいです。

 

 レッドフラッグは一風変わった、他ヒーローを移動させるカードになってます。クロスもしやすくなりますし、リンク攻撃も強化されるので便利。

 

 アタックバーゲンは黒カードとは思えないくらい強いです。MPは重いですが、ATKマスに止まる確率がぐっと上がりますし、他ヒーローのリンク攻撃も強くなります。さらに、ダメージマスとタールマスも上書きで消すことができるおまけつき。次ターンも持続するので、総合的な火力貢献度は相当大きいです。回復マスや防御マスを消してしまうのは玉に瑕ではありますが、それを補って余りある性能をしてます。

 

 

 オススメはアタックバーゲン。雑に突っ込んでも強いので、とりあえず入れておきましょう。

 

デバフ

 調べた範囲では以下の1枚のみがデバフを付与できるカードになっています。プレイヤー側の被ダメージ増加系はいくつかありますが。

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 ノーガードですね。敵、味方ともにダメージ30%増加というハイリスク・ハイリターンなカードになっています。モルドレッドのように攻撃に波があるような状況であれば無理なく採用できるかと思います。

 他と乗算になるうえ、1枚で30%と補正値も上々なので、攻撃が激しくないマップの高速周回ではオススメできます。

 

総合的なオススメカード

 色々書いてきましたが、個人的なオススメ度で言えば、

  1. アタックバーゲン
  2. 友情パワー
  3. 気張る

 が3トップですね。全部黒カードなので枠的にも強化ピース的にも楽なのも評価ポイント。

 今後フレンドポイントが溜まって金カードも採用数が増えてきたら欲張りクロス!やフルスイングなども取り入れていくのがいいかと。

 

ダメージを計算してみる

 さて、それでは各種カードを使って火力補強をした場合、相手に与えるダメージはどれくらい変わるのでしょうか。

 

 例として、ATK30000、技係数3.0倍、有利属性に対するダメージを見てみます。通常であれば、

 30000 × 3.0 × 1.33 = 119,700

 となります。

 

 ここで、ATK+5000、ATK50%増加、クリティカル2.0倍、剣アイテム補正、ATKマス補正、デバフ30%をかけた場合、

 35000 × 1.5 × 2.0 × 3.0 × 1.2 × 2.0 × 1.3 × 1.33 = 1,307,124

 文字通り桁違いのダメージを叩き出せます。

 

 高速周回を目指す方々に置かれましてはこの計算式を念頭に入れて、適切なデッキ構築とプレイングを追求していくのが良いかと存じます。

 

終わりに

 現状、多くのプレイヤーがMP回復系とダイス系でデッキを構築しているかと思いますが、ダメージ効率を求めてさらなるブラッシュアップが進んでいくと良いなぁと愚考します。

 

 また、本作ではキャラの追加と同レベルで、カードの追加も非常に楽しみな要素となってきました。クリティカル率アップ、クリティカル時のダメージ増加、技係数の補正、その他デバフの追加とかでダメージを加速度的に伸ばしていけるようになれば面白そうです。

 

 総じて、素材良いし、今後の伸びしろもありそうなので、バグ取りと広報の方々には頑張っていただきたい所存。